SUMMICRON 50mm f2 (M マウント)
¥113,000
1953年に登場したライツ社の銘レンズ、ズミクロン。本作は1955年製のMマウント鏡胴沈胴タイプとなります。描写力・解像力において、ライカ標準レンズの中でも最高作との呼び声高い逸品が生み出す画をお楽しみ下さい。一つ一つ職人の丁寧な手作業で完全再生させた一点モノのRESTORE品となります。
レンズの中のレンズ、ズミクロン50mm F2
戦前の銘レンズがエルマーなら戦後の銘レンズはこのズミクロンで間違いないといえます。当時世界に衝撃を与えた "LEICA M3" の標準レンズとしてM3躍進の立役者となったこのレンズは、その後においても35mmフィルムカメラの標準レンズを代表する存在となりました。
逸話を持つほどの解像力
このレンズの解像力を測定しようとした際に、あまりの性能の良さに当時の測定器の最高値を超えてしまい計測不可となった逸話はあまりにも有名な話。その逸話を証明するかのように、現在のミラーレス一眼で撮影しても見事に解像します。
M型ライカにダイレクト装着可能なMマウント
本レンズはMマウント対応のカメラ(ライカMシステム)にそのまま装着可能です。
*本製品にカメラ本体は付属しておりません。
熟練職人によるメカニック機能の完全再生
レンズは熟練のレストア職人により解体され、全パーツの状態を確認します。フォーカスリングはオーバーホールクリーニングにより綺麗にパーツ洗浄され新しいヘリコイドグリスが塗布されるため非常にスムーズに動きます。 絞り羽根も完全分解され1枚ずつ綺麗に洗浄されており油染み等一切無く、こちらもスムーズに動作します。
※修復作業の詳細については特集記事「オールドレンズ 「LEICA ELMER 50MM F/3.5」分解・オーバーホールクリーニング工程」をご覧ください。
光学面に細心の注意を払ったオーバーホール作業
オーバーホールクリーニングの際はデリケートなコーティング膜を傷つけないように、細心の注意を払い作業されます。本レンズは生産から60数年経過しているので、年月に伴う使用感は有りますが、クロームメッキも健在で綺麗な外観です。光学面でも経年による多少の劣化は見られるものの、コーティングが綺麗に残されており、撮影に大きな影響なくお楽しみ頂けます。
オールドレンズ越しでしか見れない、いつもと違う世界
今のレンズでは自然に写すことのできない美しいノイズや色合いなど、どこか懐かしく少し違った世界を切り取るオールドレンズの醍醐味をご堪能下さい。
■修復ポイント詳細 (整備・調整)
1) 全パーツ分解・洗浄(レンズ専用特殊洗浄剤・超音波洗浄器)
2) カビ・錆の除去
3) クロームメッキ部バフ研磨
4) 光学・レンズクリーニング
5) 絞り羽根1枚ずつ洗浄。油染み・汚れ等除去。(特殊洗浄剤・超音波洗浄器)
6) ヘリコイドグリス注油
7) 無限遠合致調整
8) レンズコバ部乱反射防止遮光剤再塗布
9) 墨入れ
10) 防カビコート
■製品仕様
本体:Ernst Leitz Gmbh Wetzler製 / SUMMICRON / f = 50mm 1:2
構成:6郡7枚 沈胴式
マウント:Mマウント
シリアルNo : 1254184
生産年:1955年
重量:230g (本体のみ)
付属品:フロント/リアキャップ *(フロントキャップはLEICAロゴ入り/非純正品) / Kenko製 レンズフィルター
保証期間:購入日より6か月間 (保証書同梱)
*本製品にカメラ本体は同梱されておりません
*保証期間終了後は有償にて修理対応可能です
*RESTORE完成後、動作検証及び実写テスト実施済み
*出荷前検品、消毒済み
*ご購入の前に必ず「NEOPHYT Camera ご利用上のお知らせ」をお読み下さい